2月1日ということで
お伊勢さんのお膝元といわれる土地に住んでいて
一度も言ったことがなかった1日早朝のすし久の「朔日朝粥」
すし久さんはてこね寿司が有名です。
朝が苦手な腰の重い私を連れ出してくれたのは
やはり心友のMちゃん。
朝5時に自宅を出発して伊勢神宮に向かいました。
2月は一番寒い時期ということもありMちゃん曰く
「今日はいつもより人が少ないよ」との事。
それでもぞろぞろと参拝客が夜明け前から列をなしているのは私にとっては
珍しい光景で冷たい風に首を縮めながら速足で歩きました。
お店には参拝を終えたお客さんでいっぱい。
早朝というのに元気の良い仲居さんたちの声が店に響いていました。
中に入ると入り口の側にかまどが在りそこでお粥をどんぶりによそっておられました。
昔祖母の家にもあった釜戸。
ここでは現役ですね。
大広間に沢山のお客さん。もちろん相席になります。
みなさん同じメニュー、あったかいほうじ茶を呑みながら暖をとりますと
10分も待たず運んできてくれました。
2月は朝熊小菜粥だそうです。小鉢は切干大根・厚焼き玉子・漬物
そして小鯛の干物が付いてきてこれで600円です。
あつあつのお粥が芯からあったまり
お粥なんて病人食と侮ってたので驚きました。
本当に美味しかった!!!
毎月メニューは変わるらしいですよ。
1月・・・新春朝粥
2月・・・朝熊小菜粥
3月・・・めかぶ雑炊
4月・・・筍粥
5月・・・えんどう粥
6月・・・鮎雑炊
7月・・・もち麦粥
8月・・・あなご粥
9月・・・しめじ雑炊
10月・・・十三里粥
11月・・・かき雑炊
12月・・・冬至粥
お店から出ると朝日で吊るし柿が光ってました